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2026/08/06

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略

今回は、民泊を始める方・運営中の方から「どの予約サイトに掲載すればいいですか」というご相談を多くいただくテーマ、民泊プラットフォームの選び方と使い分けについて解説します。Airbnb・じゃらん・楽天トラベルはそれぞれ特性が異なり、物件の立地・ターゲット・運営スタイルによって最適な組み合わせは変わります。正しく選んで使い分けることが、稼働率と収益の最大化につながります。

プラットフォーム選びが民泊の集客を左右する

民泊の集客において、どのプラットフォームに掲載するかは非常に重要な選択です。プラットフォームによってユーザー層・手数料・掲載ルール・予約の取りやすさが大きく異なるため、「とりあえず全部に掲載する」という方法は一見効率的に思えますが、管理の手間が増え、ダブルブッキングのリスクも上がります。自分の物件とターゲットゲストに合ったプラットフォームを軸として選び、そこに集中して評価を積み上げることが、開業初期において最も効果的な戦略です。

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略
Airbnb:インバウンドと体験重視のゲストに強い

Airbnbは世界最大の民泊プラットフォームであり、220以上の国と地域にユーザーを持ちます。最大の特徴は、海外ゲストへのリーチ力です。インバウンド需要を取り込みたい物件、古民家や一棟貸しの戸建てなど「日本ならではの体験」を提供できる物件との相性は抜群です。

Airbnbの手数料体系は、ゲスト側に約14〜16%、ホスト側に約3%(簡易型)または約14〜16%(非簡易型)が課される仕組みです。ホスト手数料が低い簡易型を選ぶとゲスト負担が増えるため、価格設定のバランスが重要になります。

レビューシステムがホスト・ゲスト双方向であるため、悪質なゲストを事前にフィルタリングしやすく、ホストにとって比較的安心感の高いプラットフォームです。一方で、英語対応やインバウンドゲストへの多言語案内が必要になるケースが多く、運営の手間は国内専用サイトより増える傾向があります。Airbnbが特に向いているのは、古民家・一棟貸し戸建て・和室を持つ物件、インバウンド対応ができる物件、地域の体験価値を提供できる物件です。

じゃらん:国内旅行者・ファミリー層に強い

じゃらんnetはリクルートが運営する国内最大級の旅行予約サイトです。国内旅行者、特にファミリー層やカップル、シニア層に強いのが特徴です。Pontaポイントとの連携により、ポイントを貯めたい・使いたい国内ユーザーが多く集まります。

掲載にあたっては旅館業法に基づく許可(簡易宿所など)が必要なケースが多く、住宅宿泊事業の届出民泊での掲載可否や条件は事前に確認が必要です。手数料はおおむね売上の10〜15%程度で、国内OTAの中では標準的な水準です。

じゃらんが特に向いているのは、ファミリー向けの広い物件、観光地や温泉地に近い物件、国内旅行者がメインターゲットの物件です。新潟では、スキーリゾートや温泉地周辺の物件、食と酒の魅力を打ち出した物件でじゃらんからの予約を取りやすい傾向があります。国内旅行者は旅行保険や万が一のキャンセル対応にも慣れており、Airbnbに比べてトラブルが発生しにくいという特徴もあります。

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略
楽天トラベル:楽天ユーザーへのリーチと信頼感

楽天トラベルは楽天グループのエコシステムの中にあり、楽天市場・楽天カードなどを利用する楽天ユーザーへのリーチが強みです。楽天ポイントを貯めたい・使いたいユーザー層を取り込めるため、ポイント感度の高い国内旅行者への訴求力があります。

楽天トラベルも旅館業法の許可が必要なケースが多く、届出民泊での掲載条件は事前確認が必要です。手数料はじゃらんと同水準かやや高めで、掲載後のサポート体制や管理画面の使いやすさは運営者の評価が分かれるところです。楽天トラベルが向いているのは、ビジネス利用も見込める立地の物件、国内観光客がメインターゲットの物件、楽天ポイントを使いたいユーザー層にアピールしたい物件です。

STAY JAPANと民泊専用サイト:届出民泊向けの選択肢

Airbnb・じゃらん・楽天トラベル以外にも、民泊に特化したプラットフォームがあります。その代表がSTAY JAPANです。住宅宿泊事業の届出番号を持つ物件を掲載できるサイトとして、農泊・古民家・一棟貸しなどのユニークな宿泊体験を求めるゲストが集まります。手数料はAirbnbより低めで、日本語でのサポートが充実しているため、初めてプラットフォームに掲載するオーナーにも取り組みやすい選択肢です。

また、Booking.comも民泊物件の掲載に対応しており、ヨーロッパや東南アジアからのインバウンドゲストへのリーチではAirbnbを上回る地域もあります。インバウンド特化でAirbnbと合わせてBooking.comを活用する二本柱の戦略は、国際的な露出を最大化する方法として有効です。

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略
複数プラットフォームを使い分ける際の注意点

複数のプラットフォームに掲載する場合、最大のリスクはダブルブッキングです。A社で予約が入った際にB社のカレンダーをすぐ更新しなければ、同じ日程で別のゲストが予約してしまいます。これを防ぐために必須なのが、チャネルマネージャーの導入です。チャネルマネージャーは複数の予約サイトのカレンダーを一元管理し、1つのサイトで予約が入れば他のサイトの空き状況を自動でブロックするツールです。

代表的なチャネルマネージャーにはSmoobu、Lodgify、ねっぱんなどがあり、月額費用はかかりますが、ダブルブッキングのリスクと管理の手間を大幅に削減できます。複数プラットフォームへの掲載を検討する場合は、チャネルマネージャーの導入をセットで計画することをおすすめします。

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略
開業初期はまず1つのプラットフォームに集中する

開業直後はレビューがゼロの状態からのスタートです。この時期に複数のプラットフォームに分散して掲載するより、最も自分の物件に合った1つのプラットフォームに集中し、まずそこで評価を積み上げることをおすすめします。レビューが10件・20件と蓄積されてきたタイミングで、2つ目のプラットフォームへの掲載を検討する段階的な戦略が、安定した集客につながります。

プラットフォームのアルゴリズムは、レビューの数と質、予約への返信速度、カレンダーの更新頻度などを評価します。1つのプラットフォームで高評価を獲得してから展開する方が、複数サイトで中途半端な評価を持つより長期的に有利です。

Airbnb・じゃらん・楽天トラベルどれで出す?―民泊プラットフォームの選び方と使い分け戦略
まとめ

民泊プラットフォームの選び方は、物件の立地・ターゲット層・対応言語・旅館業許可の有無によって変わります。インバウンド重視ならAirbnb、国内ファミリー層ならじゃらん、楽天ユーザーへのリーチなら楽天トラベル、届出民泊からのスタートならSTAY JAPANと、それぞれの強みを理解して選ぶことが大切です。複数展開の際はチャネルマネージャーで一元管理し、開業初期は1プラットフォームに集中して評価を育てる戦略が王道です。

民泊のプラットフォーム選びや集客戦略のご相談、民泊開業前の住宅・アパートのリペアによる内装整備、開業後の民泊管理まで、㈱SATにお気軽にお問い合わせください。新潟で民泊をトータルサポートする私たちが、物件の状態確認から運営体制の構築まで一貫してサポートいたします。

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